前回からのつづき
9/22 道東 秘湯巡り3日目。
硫黄山温泉とともに今回のメインターゲットである薫別温泉の探索に向かいました。
おでん専用大根畑を抜け、西古多糠のまっすぐな道を進みます。
薫別温泉入口の金山薫別林道に着きました。
よしよし、ゲートが開いてる。
そのまま進みます。
一本道の林道をしばらくまっすぐ行くと分岐があります。
ここが薫別温泉入口です。
8:40 ここで車を降りて左の滝の沢林道へと突撃します。
ゲート手前にカバン?が落ちてました。
熊に追われて落としてったのかな?((;゚Д゚)ガクガクブルブル
林道は緩やかな勾配で割と直線的に続きます。
林道に真新しいバイクの跡がありました。
最初のカーブで大きく崩れています。
車はムリですがバイクなら余裕でしょう。
路肩弱し!かつて車が通っていた頃はどんなだったんでしょうね。
路肩弱しのすぐ先で派手に土砂崩れ。
痕跡をみるとどうやらバイクはココで降りて歩ていったのかな?
最初の橋に着きました。薫別温泉までは2つの橋を渡るのです。
橋を渡りきると右にカーブして進んでいくんですが、左にケモノ道みたいな跡があるので注意です。
まあ、現状で間違える人なんていない感じですが。
カーブした先あたりから、藪が茂っています。道の跡はハッキリしてるので問題ないですが
時刻は9:20。朝露で草が濡れていて私の服もびしょびしょです。
しばらく行くと分岐があります。
昔はココの分岐で迷う人が多かったそうですね。
右が正解で、多少とも人が通っているので茂りっぷりも多少マシなので、今では間違えることはないでしょう。
そこからもう少し先へ行くと2つ目の橋、湯の橋がありました。
ここまで来たらもうすぐです!
橋を渡って坂を100mも行かないうちに笹で覆われた行き止まりが出てきます。
ここから左の急斜面を降りていきます。
親切なことに丈夫なロープが張ってありました。
降りたら薫別温泉!
時刻は9:30、ここまで50分です。思っていたより楽勝でした。
薫別温泉はかなり熱いので川の水を加水して入らなければなりません。
そのため、自分でも釣り用の折り畳みバケツを持ってきてたんですが、
親切にも大きなバケツが備え付けられてました。
それで川の水を汲み上げること20回近く(笑)
ようやく入浴。
この写真の右上の岩の上で幼蛇が茹で上がってました。
合掌
源泉より少し離れた岩の上にはミズアブの幼虫がいました。
ほんとすげぇ生き物だ。
川にはオショロコマが泳いでました(バケツで加水する前に1匹釣りました)。
薫別温泉に浸かって対岸や上流を眺めているとあちこちから温泉が湧いているのが見えます。
ちょっと探してみるか!ってことで薫別温泉から川に降りました。
降りると薫別温泉の数メートル下流の岩から結構な量の熱い源泉がありました。
ここからもう少し下流の浅くなってるところを長靴で渡ります。
流れが強く、浅いといってもギリギリでした(笑)
対岸の岩に湧いてる温泉。
さらに上流側へ移動するため急斜面を登っていく。
対岸から見下ろす薫別温泉。
薫別温泉の上流、左手の岩の間から湧く温泉。
ここから対岸(薫別温泉がある方の岸)を見ると、小さいけど湯溜まりがありました。
激流のため行くのは厳しいです。
さらに上流の岩の向こう側から湯気が上がっているのがみえました。
写真右手の岩の奥にも温泉が湧いてるのでしょう。
しかしこれ以上は危険なので引き返します。
帰りに川を渡るときにバランスを崩し左足がずぶ濡れになってしまいました。
薫別温泉を発見したことで今回の旅の目標はほぼ達成でき、肩の荷がおりました(笑)
11:10 車に戻り、次の温泉、川北温泉を目指します。
つづく