ヒャッハー水だー

植物栽培、釣り、キノコ狩り等々の日記 in北海道

秘境 神威(カモイ)鍾乳洞 探索

待ちに待った8/13!
以前から探検したいと考えていた神威(カモイ)鍾乳洞探検へ出かけました。
 
場所は島牧の宮内温泉近くのカモイ川を登って行ったところです。
ちなみに島牧近辺はブナの北限近くであり、札幌近辺には生えていないブナが生えています。
そこでブナに生えると言われるトンビマイタケも同時に探すために、8月になるのを待っていたのです。
 
行く前に、先駆者の方々のブログなどを調べまくり、なにかヒントがないか調べておきました。
地図上で場所を特定できる情報はなく、分かったのは以下4点。
①カモイ川を2~3時間遡行した辺りにある。らしい
②カモイ川上流に向かって左手にある枯れた沢を20分ほど登る。らしい
③枯れた沢の近辺には石灰岩?の大きな露頭がある。らしい
④鍾乳洞の入り口は2か所あり、片方は縦穴を降りていく。らしい
 
紹介されていた写真の風景を頭に入れ、午前10時キッカリ、出陣!
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ちなみにこの河川は保護水面ですので釣り禁止。
10:05  カモイ川に入ってすぐの所。
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10:50  川の横の岩の穴からすごい勢いで伏流水?が出ている。
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ここまで特に難所もなし
 
10:52  川で立ち往生していたミヤマクワガタを助ける。
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11:00  両脇の岩が迫っている場所。
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この写真の奥まで進んで右を見ると
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あっ!ここ下調べで見た写真の場所だっ!
 
ちょうど1時間経過したので、ここでしばし休憩。
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赤矢印の穴に鍾乳石っぽいつらら状の石がありました。
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ついでに装備について
この日のために沢登りのために装備をいくつか買っておいたのです。
上は化繊の速乾シャツ(半そで+長袖重ね着)
下はストームゴージュアルパインパンツ(高かったけど、着心地良いしこれ最高!)
沢足袋+沢足袋靴下
ヘルメットはホントはすべきなんでしょうけど、釣りの時つけてないから別にいらないかなと今回は見送りました。
ちなみに単独です(当たり前ですが危険です)。
 
他に持ち物は
ナイフ、コンパス、地形図、カッパ、ザイル(去年マイタケ用に買っておいた)、おにぎり5個、2Lお茶
クマ避け鈴とトウガラシスプレー、虫よけスプレー、タオル、タバコと携帯とカメラ、ヘッドライト
濡れたら困るものはジップロックに入れます。
 
11:12  またしても伏流水?。しかも今度は本流の水量の2~3倍である。
どっちが本流なんだか(笑)
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11:17  本流の水量が減って歩きやすいわい。と思っていたら、ここから水量が元に戻っていた。
減った分はどこに行ったのかというと、驚くことに岩の下へ!
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岩の下の穴の奥の方から水の流れる音が反響して聞こえる。
この奥にも空洞があるのだろう。さっきの湧き出してる穴へとつながっているのだろう。
鍾乳洞への期待が高まる。
 
11:34  すごいケモノ臭が漂う。スプレーを手に取り、マイケルの鳴き声を発する。
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しばらく警戒したが、臭いだけでクマさんの気配はなかった。
 
11:37  急に険しくなってきた。でも超えるのは難しくない。
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11:44  開けた場所に出る。
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この写真の奥へと進んで左手後ろを見ると…
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キター!これ、目印の露頭だー!
すぐ近くに沢への入口があるはず。露頭の横に枯れ沢のようなのがあるがこれは違うと判断。
ここで振り返って上流側をみると…
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すぐ左手に枯れ沢があった。
 
11:54  枯れ沢の下まで藪漕ぎ
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枯れ沢の下から見上げた所。左手のブナにロープが巻かれている。アヤシイぞ~
 
11:57  この場所も予習でみた!正解だと確信した。
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なおこの沢はかなり急であり、一人では危ないです。
 
上の写真の難所を越えると、今度は藪
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12:05  藪を超えるとまたしても、予習で見た特徴的な木!
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確かこの木まで行って、左手の方に登っていくんだよな。と左手を見上げると…
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あっ!穴が開いてるっぽい。
滑り落ちないように慎重に登っていくと。
 
じゃ~ん
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12:10  神威(カモイ)鍾乳洞発見!
 
ネットの情報だけで初めての探索で見つけることが出来た!先駆者たちに感謝ですm(_ _)m
 
地図上での位置は秘密のままにしておきます。
 
次回「いよいよ鍾乳洞へ→デブはだめなのかよ」
 
つづく