支笏湖のトマリの湯の奥にも温泉があるらしいので探しに行きました。
丸駒温泉の手前の林道からスタート。すぐ派手な土石流跡に出る。この土石流跡を伝って湖岸に出てもいいが、次の土石流跡の方がトマリの湯近くに出られて楽。スタートから20分。トマリの湯を通過。
ここから少々湖岸が歩きにくい。大きな岩がゴロゴロで湖側はドボン。
山側にケモノ道があるのでそれを伝って行く。
一ヶ所だけ岩の壁に張り付いて進まないと行けない所があります。
落ちたら足付かない深さ。でもこの区間は短いので慣れてれば余裕でしょう。
スタートから30分。
おやっ?不自然な窪みが!
触って見ると温かい。温泉発見!
さっそく手掘りで拡張。
目印に木の棒も立てる。
うむ!深さは足りないけど、すばらしい出来だ。
入浴。
なかなかいい湯加減だ。37~38℃くらいだろうか。
下の砂に手を突っ込むと39℃くらいの温かい源泉が湧いてきているのが分かる。
トマリの湯よりずっと良いわい。というか本当はこれがトマリの湯なのか?
この温泉がカヌーでしか行けない温泉なのかな?
(ちなみに、今日の湖の水位ならここまでスニーカーで濡れずに来ることもできる感じ)
なんという名前なのだろうか?げばの湯ってこれなのか?
さらに奥にも温泉あるかも知れないので、行けるとこまで行ってみることにした。
(上の地図の)大崎をぐるっとまわる途中、波打ち際の石がやたら白い所があった。
温泉の成分で白っぽくなってそうである。しかし、温泉は見当たらなかった。
近くの湖底から湧いてるのだろうか。
なにやら良く分からない目印。奥はヒメマスの禁漁区、解禁区の標識。
大崎をぐるっと回って次の湾にさしかかった所で難関出現。
山側をまいていくか…
ケモノ道があったので登っていく。
降りるのがまた難関…
行こうと思えば行けるがちょっと危ないので、今回はここで諦め引き返しました。
おまけ
林道で珍しい生き物を見つけました。
人差し指の左にある巨大ナメクジです。
中学生の頃、家の近くの山で友達とこいつの死体を発見したのが最初。
次は北海道の何処かの山(忘れてしまった)。
これは北海道で見た3度目のヤマナメクジです。
北海道には分布していないという図鑑を見たことがありますが、いるのです。
しかし、かなりレア。
青森の山では何度も遭遇しました。