ヒャッハー水だー

植物栽培、釣り、キノコ狩り等々の日記 in北海道

ウチダザリガニ狩りに道東へ その2

ウチダザリガニを捕まえて食べるため
北見の富里ダム
 
上流からみたダム
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まずダム下流の沢でかるく網を入れたら稚エビが
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このスマートなフォルムはニホンザリガニではない。
居るぞ!この川!
 
流れの緩やかな深めの場所の石をそっとどけたら居た。
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採ってたらタヌキが現れた。
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もう日没が近い。スルメなど悠長に入れて待ってられん。
居そうな石をどけ一心不乱に捕まえる。
ダムの上流側に移動して一心不乱に捕まえる。
それでもやつらは以外にすばしっこく半分ぐらいは逃げられてしまった。
計5匹。
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ウチダザリガニは許可なく生きたまま移動させるのは禁止されています。
そんなわけで現地でお料理。
お湯を沸かす。(塩忘れた)
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ぐつぐつ沸いたところで投入。
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5分茹でてみた。
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煮汁はちょっと飲んでみた。うまみがある。
 
取り出す。
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一番左は小さいので丸ごとボリボリ食べる。
ハサミの部分の殻が厚いがちょっと薄めのエビの味。
 
バラす。
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ミソを食べてみた。
カニミソのようなうま味があるが、カニよりもうま味は薄く、妙な苦みがある。
あんまり美味しくない。
 
背ワタをとって食う。
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うまい。これまた海産のエビほど濃厚ではないがうまい。
ちゃんとエビカニの味で泥臭さもほとんどない。
食用として導入されただけはある。
 
などと一人でボリボリやっていると、カップルを乗せた車が一台私の後ろを通り過ぎた。
一瞬目が合うと驚きの表情であった。
 
車は100mほど走り停車。完全に私のザリガニを狙って変人だと勘違いされた。
おいしいよコレって誤解を解きたかったが車はそのまま走って行ってしまった。
 
量は少ないがツメもおいしい。
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この次の日もあちこち探しましたが、この富里ダムはザリガニ捕りにもってこいの場所であることがわかりました。
・泥が少ない浅い川で採りやすい
・上流のダムでありキレイ。下流の川では生活排水とか農薬とかで気持ち悪いからね
・たくさんいる。川に抜け殻が結構ありました。
 
なお、摩周湖、阿寒湖、(おそらく然別湖も)はウチダザリガニにも漁業権が設定されているそうで
許可なく採ったらダメのようです。
先ほどの鹿の子ダム、富里ダム斜里川や帯広・釧路を流れる川のウチダザリガニは漁業権はないので捕獲はOKでしょう。
 
食べ終わり、後片付けをしてサロマ湖へ、夏のサンゴ草でも見てみようかと思いましたが
もう暗くてダメでした。
 
どこで車中泊するか考え行ったことのない秘湯「カムイワッカ湯の滝」に決めました。
 
夜の知床横断道路入口近くには子狐が何匹も「かわいいでしょー(飯よこせ)」とばかりに寝てました。
明日の朝飯をくれてやるほどの余裕はない。
こんなのが歩道に50~100m間隔で5~6匹寝てました。
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シカもいました。ちょっと熊が出ないか期待してましたが
幸か不幸か出ませんでした。
 
カムイワッカ湯の滝は知床横断道路から脇道へ入り、砂利道を10Km以上走った先にありました。
明りは全くなく、素晴らしい星空でした。むかし飯豊連峰で見たのに次ぐ綺麗さでした。
23時就寝。