ヒャッハー水だー

植物栽培、釣り、キノコ狩り等々の日記 in北海道

太平丸(水平丸)種子とA.floccosa種子の塩酸処理結果 2週間目

9/15の日記でちらりと塩酸処理を試してみたと書きました。
 
今月初めにサボテン展示会で貰った太平丸種子(ラベルには「太平丸系混合 水平丸」と書いてある)の発芽率はそのまま播いてもあまりよろしくないらしく、塩酸処理をすると発芽率がUPする。
と実生倶楽部のHPの下のリンクのPDFファイルに書いてあった。
 
これはやってみるしかない!早速そのへんの薬局に行き「塩酸よこせぇー」と言ってゲット。(実際は取り寄せ)
 
塩酸処理の条件
①ガラスビンに処理する種を入れる。
ピペットで1~2ml塩酸をとり、ビンに入れる(つまり原液の35%塩化水素水溶液を投入)。
③刺激臭を嗅ぎたい気持ちを抑えつつ、たまにかき混ぜながら20分置く。
④水で塩酸を薄めた後、ピペットで塩酸を吸い出し畑の隅に捨てる。(排水管痛めそうで怖かったんです)
⑤さらに水で種を洗い、大量の流水中に廃棄。何回か繰り返す。
⑥あとは普通に播く。
9/14に播いたので、今日で2週間となる。
イメージ 1
確かにUPしたが、微妙な結果となった。80%ぐらいだったら確信できるんだけどな。
処理時間を延ばせばもう少し上がるかもしれない。
 
太平丸を処理するついでに、これまで播いた種子で発芽率が低く、未だ発芽しない笛吹とA.floccosaも処理した。(新鮮な種子ではないのでダメもとです)
イメージ 2
上段左 Austrocylindropuntia floccosa (0/6), 上段中央 笛吹(0/12), 下段中央 笛吹(0/12)
どれも未だに発芽していません。
 
以上、塩酸処理の結果でした。
塩酸って実験室だと別になんてことはないですが、自分の部屋にあるとなんか不安感が・・・
保管はビンを袋で覆い、上部を切った2Lペットボトルに入れて、丈夫な(転倒することがない)木の引き出しの最下段に倒れないように物を詰めて置いてます。
500mlもあるので大事に使えば一生分は持つかも。
 
ついでにA.floccosaの殻割の結果。9/15の日記参照。
イメージ 3
1週間前ぐらいにカビてるのを発見して、ベンレートをかけました。
1つは死にました。残り2つもダメかもしれません。
 
殻割した後、そのまま前の土に播いちゃったからなー。
めんどくさがらず新しい土でやれば良かった。
 
発芽したA.floccosaの様子
イメージ 4
左が冷蔵後に自力で発芽、右が殻割で発芽(子葉が3つあるw)
そろそろサボテン用土に植え替えします。
 
明日は早起きしてカラマツ林へ突入。ラクヨウどもを狩ってきます。