前回のつづき
せっかく湧いた温泉は熱すぎて入れないというピンチを迎える。
一計を案じた私は温泉を川まで引っ張って川の水と混ぜようと目論むのであった…
しかし、溝を掘ってる途中で第二浴槽を作った方が賢いことに気付く。
手前が第二浴槽。溜まっているお湯は40℃ぐらいの最適湯加減。
しかし、溝を流れる間に温泉は下にしみ込んでしまい第二浴槽まで届かないトラブル発生。
温泉と掘った土でペーストを作って隙間を埋める努力も空しく、この案は廃案となりました。
こうなったら川の水を運んで入れるしかない！
川でビニール袋に水を入れ、ドームの上まで運ぶこと6回。
手で混ぜるとちょうどいい温度。
今だっ！すぐさまズボンを脱ぎ捨て足湯
あっつい。下から湧き出る温泉ですぐ温度が戻る。
ほんの数秒だが足湯ができて私の心は折れた。
溝を埋め戻し河鹿の湯に別れを告げた。
温泉の穴はせっかくなのでそのままにした。
宮内温泉はこじんまりした温泉だったが、貸し切りだったことと山影に沈む夕日を見ながらの露天はよかった。
