ヒャッハー水だー

植物栽培、釣り、キノコ狩り等々の日記 in北海道

奇形のエゾサンショウウオがなかなか変態しない

今年初めて繁殖に成功したエゾサンショウウオの子供たち。
4/26に44匹中24匹を元の池に放流し、
5/4に5匹を手元に残して、全て元の池に放流しました。
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で、今いる5匹がこれ↓
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左の3匹は正常な個体ですが、右上の2匹は背骨が妙に曲がった奇形です。
これは生まれながらにそうでした。記憶では生まれてすぐの段階で奇形は2,3匹しかいなかったです。
どうせ共食いされるだろうと思っていたのですが、エサたくさん与えたのがよかったのか1週間たっても生き残りました。
 
その後、ちょっとした出来心で奇形と体が小さい個体8匹を別の水槽に分け、生存のチャンスを高めてみました。
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一週間ほど後、やはり奇形と小型個体は共食いされたらされたでいいか、と一緒の水槽に戻したんですが
もうどちらも一口サイズではなくなっていたので生き残りました。
 
奇形の個体は自然に戻すには忍びないため、手元に残した。というわけです。
変態の時に正常に戻るかもしれないし、死んでしまうかもしれないからそのへん観察してみたいという思いも。
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初期のサイズこそ小さかったものの、食欲は旺盛で、今ではサイズもその他の個体と大差ない。
 
しかし、見て分かるように未だに変態しない。エラは縮む気配はなく、尾のヒレもなくならない。
 
5/4に放流した個体は全て変態終えたか始まっていたのに。
 
もしかして!ネオテニー品種できちゃったりして!←淡い希望
 
まぁ多分そのうち変態するんでしょうけどね。ちょっとだけ期待。
 
イメージ 5
 
5/25 追記
一匹変態しました。もう一匹も始まってる感じ。残念
 
『変態はじめました。変態中。変態しました』なんとも誤解を招く言葉ですw


9/14 追記 奇形のその後
背骨の曲がった2匹は摂食が上手くできず、8月に死んでしまいました。
他3匹は元気です。